権利落ち日に紹介するものでもないかもしれませんが・・今回ご紹介するのは、皆さんご存知の会社ですね。ヤマダ電機の親会社になります。
まずは私が重要視している指標がどうかを記載します(3/21終値ベース)。
①PBR:0.48倍(1倍以下)
②PER:10.69倍(10倍以上)
③配当性向:31.9%(無理して配当していない)
④過去5年間の業績:連結経常利益は461~984億円/年(それなりに安定)
⑤圧倒的大株主:いない(山田家で少なくとも13.6%程度保有)
⑥配当政策:配当性向を30%を目安
⑦実質無借金:(2024年3月末連結)現預金約550億円<借入金約3,000億円
⑧投資有価証券の積み上がり:(2024年3月末連結)155億円(総資産の約1%)
⑨配当利回り:2.98%(4.0%以下)
全体的に私がターゲットにしている投資先からは外れていると言えるかもしれません。
しかしなぜご紹介するかというと、株主優待があるからです。その内容は、1,000株保有の場合年2回5,000円分の優待券を手に入れることができる、というものです。つまり年10,000円優待を受けることになります。3/21現在の株価は435.9円、つまり優待の利回りは2.29%となり、配当と合わせると5.28%の利回りとなります。
1,000円以上につき500円分の割引が使用できる、という制約があるものの、他の家電量販店と比較しても使いやすい優待券だと認識しております。
更に良いのは、ヤマダ電機には家電以外も多くの日用品が売られている、ということです。価格的にはドラッグストアよりも高めと思いますが、優待券を使用すると、ほぼその半額でまとめ買いすることができるので、十分おトクと言えるでしょう。おもちゃも売っているので、子供へのクリスマスプレゼントに使用することもできます。
以前はありませんでしたが、我が家の近くにヤマダ電機ができたタイミングで他の家電量販店の株からこちらに乗り換えました。現在嫁さんと2人分で約90万円の投資で、年20,000円の優待券を入手できる状態です。
ということで、早期退職後の家計を助ける役割を長く担ってくれることを期待しております。ただ、持ち株の中で数少ない大幅含み損銘柄となっているところが頭の痛いところ・・・PBRから見た株価はかなり低いので、資本コストを意識した奮起を期待しております。