最近仕事上や私生活の中でよく思うことを本日は何となく記載します。
人間誰しも目標のようなものを持っております。目標というと少し堅苦しいかもしれません。何となくやりたいことは持っているでしょう。とすると、通常はその目標に向かって進もうとするでしょう。
その場合まず大切なこととして認識するのは目的地を明らかにすることでしょう。目標の具体的内容であったり、達成の程度であったりします。例えば、早期退職であれば、45歳までに1億円貯める、といったことになるかもしれません。
そして、その目標に到達するにはどのような手段を取るか、ということも重要になってきます。早期退職の場合であれば、45歳までの時間的要素を加味しながら、どのような手段で1億円を貯めるか、ということになってくるかと考えます。ここで、より具体的かつ現実的な手段を検討し実行できるか、が重要になってきます。
・・・と、このようなことを考える中で当然のように意識していることにはなるが、意識はしていても案外しっかりと認識できておらず、かつ最も重要と考えるのが、「自分の現在位置」と考えております。つまり、目的地に向かって進むためには、まず自分の現在位置を正しく認識しないと、進むための努力は全くの無駄になる可能性がある、ということです。現在の状態なので、本人は当然のように正しく認識していると考えるのでしょうが、端から見ると、本当にこの人現実分かってんの?と思ったりすることがあったりします。
例えば、遠くに見える山(目標)に登るために前に進みたいが、目の前に川が流れているので、まずは川を渡る船を作ろう(手段)と木材を集めたり(努力)するわけですが、実は自分の位置の認識が間違っていて、目の前にあるのは川ではなくて谷であった、となると、船を作る努力は無駄になってしまうわけです。やみくもに努力しても報われない、ということは往々にしてこのようにして起こるのではないか、との認識です。
ですので、目標を定めたら、それと同時に現在位置を正しくとらえ、現在位置から目標までの距離や行程をしっかりと計算し、焦らず、一歩一歩着実に歩を進める、ということが如何に間違いなくできるか、が達成への最短距離になる、と今となっては思います。
また、現在位置は刻一刻と変化します。現在位置が変われば目的地までの時間軸や行程が変わる可能性もあります。以上のようなことから、私は自分の現在位置を常に確かめる、ということは非常に大事なことだと最近改めて思っております。