経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

銘柄入れ替え(あまり進んでいません)

先日日本株の銘柄を入れ替える方針だと言いましたが、あまり進んでいません。理由は、株価が堅調だからです。

私は基本的に指値で株を買いますが、その場合、どなたでもそうだと思いますが、下がったところを拾うような買い方になります。ですので、上昇局面ではほぼ買えません。現時点では全体的に上昇方向なのでこのような買い方だと拾えず、結果として買えない(銘柄入れ替えが進まない)ということになります。因みに売るほうも指値で上がったところに指しているので、こちらは順調に進んでいます。

銘柄入れ替えの際に意識しているのは決算期です。どうしても3月期決算会社の購入比率が多くなります。その結果、6月及び12月に受け取る配当金が多くなり、その他の時期が少なくなる、という傾向にあります。ですので、これを極力ばらけさせるために、3月決算以外の会社を買おうとしております。例えば、不祥事立て続けて発生している日本郵政配当利回り3.71%(6/6終値ベース、以下同様))を売って、株価がほぼ同水準で12月決算会社の東亞合成配当利回り4.63%)を買えば、受け取り時期をばらけさせるだけでなく、配当収入を増やせます。また、12月決算ということは、6月末で中間配当の権利が発生するので、配当の観点からは今がチャンスということも言えます。

12月決算会社以外では、5月決算会社の佐鳥電機配当利回り5.38%)や、10月決算会社のクミアイ化学工業(配当利回り4.22%)等は配当狙いで比較的安心して購入できると考えております。しかし、買い換えるとなるとつい配当利回りが高い会社ばかり目がいってしまいます。そのような会社より、今は配当利回りは低いけど、毎年継続してしっかりと配当以上の利益を出していて、DOEを配当基準にしている会社は、ほぼ確実に配当が年々増えていくということになりますので、将来を考えれば、このような会社の株をこそ購入すべきと思います。

とは言え、入れ替えが進んでいないことについては全く焦ってはいません。現在の入れ替え方法は、理想的な配当収入水準を維持しつつ入れ替えており、基本低配当銘柄を売却して、それより高配当銘柄を購入しているので、配当収入水準はほぼ同じでも、手元に残る預金が増えるからです。

因みに株主提案ターゲット銘柄は300議決権確保しました。あとは10月を待つだけです。ですので、急いで他の銘柄を買い進むのではなく、できるだけ手元資金が多くなる入れ替えを進めた上で下落局面を待つ、という方針で臨みたいと考えております(これだと配当減少恐怖症は発動しないので)。