会社から梅の実をもらってきました。
梅の木が会社のどこにあるのか知りませんが、毎年梅の実がたくさん取れるようです。会社の机に1kg程度づつ、小分けで置かれていました。総務のメンバーが総出で取っているようです。業務時間中にそのようなことをするのも田舎の町工場らしい感じですね。
そのようにして取った梅の実ですが、残念ながら引き取り手があまりいません。しばらくして数が減っていないようなので、それなら私が1袋ぐらい持って帰ろうかと考えたわけです。
先に持って帰った人に聞いてみると、梅干しにしたりジャムにしたりしているようです。どちらも良さそうと言えば良さそうなのですが、梅干しなんかは家族5人中食べるのが私一人です。旅行に行って旅館の朝食(バイキングでない)で小皿に梅干しが出た場合、私が5つ食べる羽目になります(残すのが勿体ない為)。ですので、大量の梅干しができても私が必死になって食べるだけなので、作り甲斐が全くありません。高血圧ですし。それに実を熟す必要もあるようですし、作ること自体が大変です。
ということで、梅酒づくりをすることにしました。これだと私が嬉しいし、嫁さんや一番上の子も飲めるかもしれませんし、何より簡単なようです。
早速土曜日にショッピングモールに行き、梅酒用の容器、ホワイトリカー及び角砂糖を購入してきました(勿論、少しでも安く手に入れようとあちこち探し回りました)。合計で3,000円ほど。これで約1.8Lの梅酒ができるようです。
まず容器を洗ってきれいに乾かし、念のためにホワイトリカーをしみこましたキッチンペーパーで拭いて内側をきれいにした後に、洗ってヘタを取った梅と角砂糖を交互に入れ、最後にホワイトリカーを入れふたをきっちり閉めて終了、1か月後以降に飲めるらしいです(1年ぐらい置いた方が味に深みが出るとか)。作ること自体はとても簡単でした。
・・・しかし、これなら普通に梅酒買った方が安いんじゃないですかね?まあ、容器はまた使えますので、次回以降は2,000円ほどで同量作れることになりますが。
そもそも梅の実がタダでもらえるからこの値段でできるわけであり、近々会社を辞める私にとっては退職後に梅の実をタダで入手するアテはありません。
梅酒を作る(というほど大した工程ではないですが)はまあ楽しかったし、来年退職前に1回貰えるかもしれないので、貰ってから辞めようかな、とか考えているところです。