経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

嫁さんは働きたい

私どもは結婚して20年以上が経ちますが、その間、嫁さんは3人の子供を育てたり、私の海外赴任についてきたりということもあり、結婚してからの期間の大半は専業主婦でした。だからかもしれませんが、専業主婦でいる(≒稼いでいない)ことに対して少々コンプレックスを持っているようで、子供が多少手が離れる度に働こうとしておりました。実際、何度かパートや派遣で働いております。ちなみに私は、専業主婦だからと嫁さんをバカにしたことは一切ない、つもりです。以前書きましたが、家事は割と大変であることは、手伝っていれば分かりますから。それでも、負い目のようなものを感じているからなのか、今でも平日はほぼ毎日私の弁当を作ってくれます。私としてはありがたいです(なお、金曜日はパンなどを買うことにして、弁当をお休みする日としております)。

最近では、3年程前まで派遣の仕事で事務をしておりました。その会社はリフォームの会社のようで、メンテナンス部隊の人が中心の男社会の会社だったようです。とは言え、職場は事務所なので、女性は多かったようですが。

どのような仕事をしていたかまでは私は聞いておりませんが、どうやら事務作業と、メンテナンスの会社だったので電話番をメインとしていたようです。依頼事項の概略を聞いて、メンテナンス部隊につなぐ、と言った感じでしょうか。

メンテナンスにありがちなのは、急に不具合が起こったのですぐに来てほしい、という慌ただしい依頼です。ある日、会社に電話がかかってきて、嫁さんが受けたのですが、相手が慌てていたのもあり、要領を得ないやり取りが続いたようです。しまいに、相手の男性が怒り出して「お前のような小娘では話にならん!責任者を出せ!」と言われ、電話を他の方に代わってもらったようです。

で、気が小さい人なら、お客さんに怒鳴られた・・・、と落ち込んだりする人もいるかもしれませんが、嫁さんは「小娘って言われちゃった♪」と周りの事務員さんと話に花を咲かせたようです。嫁さんは私よりも少し若いだけなので40代、当然「小娘」などではありません。「alagata嫁さんは声が若いから」とか同僚に言われたと大層喜んでおられましたとさ。

・・・やっぱりオチがいまいちなのですが、何が言いたいかというと、嫁さんは、私から見るとある種の強さを持っており、それを時々うらやましく思ったりします。実は外に出て働くのに向いているのは嫁さんのほうではないか、と思ったりする今日この頃です。