先日、嫁さんと車で出かけていて、今になって気づいたことがあり、それを記載してみたいと思います。
家の近くに、道なりに進めば信号のない交差点があり、そこで曲がることになるが、その途中で先に曲がれば、信号のある交差点でもう一度曲がって同じ道に入ることができるところがあります。信号がある交差点を経由すると少し遠回りになるので、私はいつも道なりに進んで信号のない交差点で曲がるようにしています。
近場のお出かけの場合、嫁さんに運転を任せることが多く、その場所はよく通るのですが、嫁さんは常に手前で曲がって信号のある交差点を通ります。
あまり気にはしていなかったのですが、先日ふと聞いてみました。道なりに進む方が距離が短いのになんで信号のある方に行くのかと。
嫁さんは「信号がある方が曲がりやすいからだ」と答えました。つまり、曲がって入る側の道はいつも混んでおり、曲がって進入するのが難しい、なので信号が青の時に確実に進入できる方を選んでいる、とのこと。
私は信号のない交差点で、混んている時に曲がって進入することに特に苦手意識等はなかったので、そのような視点はなく、少し新鮮でした。「ちょっとごめんね〜入れてね〜」と手を挙げながら車の頭突っ込んだらええやん、位にしか思っていませんでした。
嫁さんは私と異なり凄く優しい人です。人を不快にさせる可能性があるなら、簡単に何でも譲る人です。そういう性格の違いがこのようなちょっとしたことからも見えて、面白いな、と感じた次第です。こんな嫁さんとだから、色々厄介な私でも結婚生活を長く続けられるんだろうな、と嫁さんには感謝しています。