経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

石破首相の辞任について

昨日夕方に石破首相の辞任が表明されました。この記事も記者会見を聞きながら書いております。

私自身の石破政権への賛成不賛成を表明するつもりはございません。私が現在意識していることは、この判断に関する経済、或いは株式市場等への影響についてです。

これから、政治の流動化が始まることは確実であり、これにより株式市場や経済への影響は否が応でも出てくるでしょう。そして、それはどうしてもネガティブな方向になろうかと思います。

ずっとこのブログをご覧の皆様にはお分かりと思いますが、私は常々保守的というかネガティブな見方(安全を見たものの見方)である傾向ですが、今回はさすがに次の形が決まるまでは経済にとってはマイナス影響が大きいものと考えます。具体的には株式市場はマイナスとなり、為替相場は円安方向になると思われ、その円安影響が株式市場のマイナスをある程度緩和する効果があるように思います。

しかし次の自民党総裁(或いは次の首相候補)になる人により、その後の動向は大きく左右される可能性があります。つまり、積極財政派が総裁になれば、株価は上昇し、為替相場は円安が進むことが想定されます。逆に、石破首相の流れのとおり緊縮財政派となれば、株価は下落、為替相場は若干の円高となるように感じます。

ただし、どなたが次の総裁になるにしても、長期政権になる可能性はかなり低いものと感じます。従って、結果的に上記の動きは一時的であって、中長期的な動きとしては株安になるとの見方をしております。円相場はよく分かりません。

従って、私のスタンスとしては、現状既に現預金積み上げにシフトしておりますが、その動きを堅持する、ということになろうかと思います。場合によっては来年のNISA資金についても、年明けすぐの市場投入を避けて、様子を見ながら枠を埋める形になるかもしれません。

いずれにせよ、政治に興味あるなしに関わらず、市場に多くの資金を投入している身であれば、何かあっても即応できるよう、今後の政治の動きにはよくよく注意しておかなければならない、と考えております。

しかしこのような動きを見ると、長期政権となった安倍政権が如何にすごかったか、というのを実感するのは私だけでしょうか。