きっかけは先週からやけに暑くなったことです。
近畿地方でも梅雨に入ったようですが、梅雨に入ったとたんに暑い晴れの日になりました。困るのは夜もあまり涼しくならないことです。
とは言え、私はマンションの割と上の方に住んでおり、風があればそれなりに涼しいので、いつから冷房を使用するかの判断が難しいです。我慢して扇風機で乗り切ろうとして寝不足になるのも嫌ですし。
その一方、電気代のことは気になります。夜寝る時にエアコンをつける場合、家族5人は3部屋(第1子、第2子、第3子と夫婦)に分かれて寝る為、ざっくり計算で1~2万円/月の電気代増加が見込まれます。ですので、私としては、慎重に判断した結果、「必要」としたかったのです。
しかし今回の突然の暑さはその猶予を与えてくれない感じでした。家族4人からはエアコンを入れたいと言われた一方、私は先週まで涼しかったのだから少し扇風機の使用等を試してから、という感じで折り合いがつかないままずっと文句を言われ続けた結果、「わかった、好きにすればええやん」と私が言ってしまったことが原因で嫁さんと喧嘩をしてしまいました。
いや、私も分かっていたのですよ、最終的にはエアコンが必要ということが。でも、それでも、エアコンが必要ということを、扇風機を使って暑さを少し体感して、納得してから冷房を使用開始したい、と思っただけなのですが、すぐに入れろ入れろと言われ続け、ついイラっとしてしまったのが良くなかったのです。
それからしばらく、嫁さんとは最低限の口しか利かなくなりました。その間、何故私はそれほどエアコンを入れるという些事でここまで腹が立ったのか、ずっと考えていました。結論としては「私の苦労して稼いできたお金を粗末に扱わないでほしい」という思いが現れてしまったのだろう、ということです。
私も頭では分かっているのです。今の資産、収入では月2万円の支出増なんて大きな影響はない、それなら家族全員より快適な生活を送れる方を選ぶべきだ、ということは。でも、それでも、すぐに支出増の判断をすることはできません。なぜなら、私が仕事を辞めると、家計を支えるだけの労働収入(確実な収入)が無くなるからです。嫁さんは働き続けますが、パートですのでそこまでの収入はありません。
最終的に、現時点における一番の問題は私のお金に対する「執着」にあると、一週間考えた末、自身で結論餌付けました。そして、その執着を無くすために、今後の支出管理方針を変更することにしようと考えました(つづく)。