経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

経理という職種

私は経理マンなので、新年一発目の内容は経理にしたいと思います。

皆さんは経理という仕事についてどのような印象をお持ちでしょうか?

1日中座って仕事できて楽そう、同じような作業が続いたり数字ばっかり見ていて大変そう、細かく口うるさい要求ばっかりしてきてうっとうしい、といったところでしょうか。

私個人の印象は、上記の印象を受け入れた上で、「潰しの効く」職種、というものです。つまり、経理をしていて良かった、と考えています。

主観的な内容になるでしょうが、上場会社から非上場同族企業まで数社にて経理をしてきた経験に基づき、経理の仕事の実際について今後ご紹介できれば、と思います。

まずは「潰しの効く」の意味についてです。文系職種では営業、理系職種では研究開発が一番メジャーな職種かと思いますが両方とも業界や分野が比較的はっきりしており、その分野については詳しくなれる反面、それ以外の分野には疎くなる傾向があると思われ、結果、転職するにしても同業種もしくは類似業種になることが多くなるのでは、と推察しております。

また、管理系職種でも、人事総務系は会社独自のルールも多く、研究職よりも幅広いでしょうが、転職時にはある程度の制約もあるものと推察します。

その点、経理会計基準や税法という公のルールに則った業務がベースとなる為、会社間の業務の違いが他職種ほど大きくなく、その中で業務を幅広く経験すれば、更に転職もしやすくなるというメリットがあります。

実際、私は広げた業務の幅を武器に数度の転職を行い、現在も比較的安定した職位を得ております。

経理系の資格には公認会計士や税理士といった難関資格があり、それらを取得していれば職探しに有利になるのは明らかでしょう。しかし、そのような難関資格を持たなくとも、簿記2級程度の資格と実務経験があれば、転職に際しても幅広い選択肢を持てる「潰しの効く」職種だと考えています。