経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

経理マンの投資ツール

今回は、投資方針に基づいて具体的にどのように日本株の投資対象を絞り込んでいるかについてお話します。

そのためのツールは以下になります。

日本経済新聞(ネット)

②YAHOO!ファイナンス

③TD-net(東証適時開示情報閲覧サービス)

④EDINET(金融庁

全て無料です。これ以外はほぼ使いません。

まず、日本経済新聞についてですが、これはトップページとマーケットのページの斜め読みです。なお、書いてあることは客観データ以外は基本的に信用しません。世間で話題になっていること、或いは「新聞が話題にしたがっていること」は何かを1日1回はチェックします。

次に、YAHOO!ファイナンスですが、これは株式ランキングを見ます。具体的には、配当利回り(3%/年以上)や低PBR(1倍以下)です。ここから、聞いたことのある企業や業績が安定している企業、東証PRIMEで株主還元強化が期待できる(配当余力がある)企業を選別します。なお、業績確認には④EDINETで対象企業を書類簡易検索で検索し、直近の有価証券報告書の第1の1「主要な経営指標等の推移」で5年間利益が比較的安定して出ているかを見ます(特に直近のコロナ時でも利益が出ているか)。

そして、TD-net(或いは対象会社のホームページ)で直近の決算短信をチェックします。見るのは基本表紙のみ。配当以上の利益が出ているか(年間1株当たり当期純利益予想が年間配当金合計予想を上回っているか)、直近の自己資本比率は高い(概ね5〜60%以上)かを見ます。

最後にもう一度④EDINETで第4の3「配当政策」で利益等変動しやすいものに基づいて配当金を決定するものでないことをチェックします。

購入後は、毎日時間があるときに③TD-netをチェックします。一般人にとって情報の速報性でこれに勝るものはなかなかありません。新聞だってこの情報を元にニュースにすることが多いので、新聞を見るのでは遅いと思います。時間のない方は、午後3〜4時頃のチェックをオススメします。このタイミングで情報公開する会社が多いので。

飽くまで上記は配当利回りを重視している私の選定スタイルですので、違う要素を重視する方には参考にならないと思います(本当はもう少し詳しく見ている部分もあるので、他に書くことがなくなったら書いてみようと思います)。

但し、経験的に言えるのは、他人の情報やオススメ銘柄などを簡単に信用してはいけないということです。たとえ知るきっかけはそれであったとしても、必ずご自身で一次情報や客観数値を確認すべきだと考えます(私の紹介した①〜④はこれに当たります)。ここを面倒くさがっててはいけません。見続けていると見えてくるものもあるような気がします。

・・・と、ここまで偉そうに記載しましたが、じゃあお前の戦果はどうなんだ、と言われると、それほど誇れるものでもないので、いち経理マンの戯言と思っていただければ、と存じます。