経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

研修について

私は研修が嫌いです。これまで数多くの研修やセミナーというものを受講しましたが、新たな発見があった、役に立った、と思えるものは数えるほどしかありません。時間の無駄だと感じるものが多いです。今日は私の研修に対する考えを記載したいと思います。

研修は基本的には勉強になるものだと思います。ただし、これには研修を受講する人間の心構え(姿勢)が極めて重要だと考えております。つまり、「講師から何か与えてもらう」という受け身の姿勢では、身につくものは何もないと言っても過言ではないと考えております。

部下などにも研修をよく受けてもらい、報告をしてもらいますが、だいたい「知らないことを知ることができて勉強になりました。今後に生かしていきたいと思います」という感想を書いてそれっきり、というパターンになります。これが典型的な受け身の姿勢になります。

私が望む姿勢は以下のようになります。

①研修を受ける前に自分なりに勉強(下調べ)をする

②研修では講師の説明を「批判的に」聞き、自分なりに理解したうえで、自分の下調べしたことも含めて分からないことを講師にぶつけて、納得するまで理解を深める

③研修で得たことを必ず業務或いは生活等に生かす(実行につなげる)

それぞれの内容については、いちいち説明する必要はないでしょう。私は、このうち特に③が大切だと思います。今では立場上社内研修で受講者にお話しする機会がありますが、必ず「本日勉強したことを必ず実行に結び付けてください。実行に結び付けないと意味ないですよ」と言っています。もう少し言えば、実行に結び付けることができる人と勉強になりましたで終わる人との差は確実に出てきます。

私は「覚悟」と言う言葉が好きでよく使いますが、研修を受講するにも「覚悟」が必要だと考えております。自分の時間やお金を費やしたこと以上にどう効果を上げていくか、ということに対して覚悟があるかどうかで、研修を受講する効果は全く変わってくる、と言うのが私の持論です。