経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

有言実行

仕事をする上で重要視していることは今までもいくつか書いておりましたが、スピードと並んで重要視していることがありますので、今回はそれを記載したいと思います。それが表題の言葉になります。

最近はテレビを全く見ませんが、昔はテレビを結構見ており、好きな番組もいくつかありました。その中に「プロフェッショナル」という番組があり、毎週色々な分野のプロフェッショナルが紹介されていました。その中で、ある外科医が手術することを決めた後「お任せください」と言うようにしている、というシーンがありました。その方は「この言葉を言うのは結構勇気がいるのですが、患者さんやそのご家族に安心感を持ってもらおうと思い言うようにしている」と言っていたことをおっしゃっていたような気がします(うろ覚えです・・・)。私はこのことに強く共感し、それ以来、仕事を受けるたびに「これこれの仕事をいついつまでに完了させます」と期限を切って約束し(言い切り)、それを遵守することに力を尽くしてきました。時には、この期限は無理ではないか、この内容は不可能ではないか、と思われる要求もありますが、極力「わかりました。対応いたします」と回答するようにしております(勿論、本当に無理なことは「できません」とはっきり言って断りますが)。

こう回答する理由は、仕事をする上でも一番大切ともいえる信頼感を醸成・維持するために、敢えて自分を追い込むためです。つまり、「実行」する為に「有言」する、ということになります。

「有言実行」の言葉の由来を調べると「不言実行」をもじったということのようであり、元々はネガティブなニュアンスがあるように取れなくもないですが、私はそのような認識はせず、自身が物事を着実に実行するための有効な一手段として認識している、ということになります。

正直なところ「やります」と言い切ることは時には非常に苦しいことであり、言ってから後悔することもありますが、それに負けずに逃げずに立ち向かうことが他者の信頼を勝ち取ることにつながる、と考えて行動してきましたし、自分の考え方は基本的に間違っていないと認識しております。これからもできるだけスピード感を持って「有言実行」の姿勢で物事に取り組んでいきたいと思います(格好いいこと言っているけどできるかな・・・と内心思いながら)。