経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

優秀な人の条件

私は経理マンですので、その視点に偏りがあることを認識したうえで、私が考える「優秀な人」とはどのような人か、ということを今回は記載したいと思います。

人により性格や能力が異なるため、得意不得意もあり、何を以て優秀と言うかというのは非常に難しいことだと思います。また、能力が高い人には努力をしてもなかなか勝てない、という凡人にとっては不都合な真実もあるように感じております。しかし、その前提に立ったうえでも、凡人であろうと誰もが以下のことをしっかりできれば「優秀な人」になれる、と私は信じております。

その、私が考える条件とは「できるだけ多くのことをきっちりやり切っていく」ことだと思います。生活面でもそうですが、仕事面でも、働いていると日々やることが発生し、それらを対処していく傍から次々と新たなやるべきことが発生する為、どうしてもやり漏れや面倒くささを感じて後回しにしてしまう、ということが発生するでしょう。しかし、これに少しでも抗い、①やらなければいけないことを細大漏らさず把握し、③できるだけタイムリーに(納期が先でも)こなしていく、ということを続けることが大切だと考えております。

上記を実施するためには、几帳面な性格の人が有利なのは間違いないでしょう。しかしその一方で、几帳面な人は「やり切る程度を調整する(いい意味て手を抜く)」ことが苦手なように思いますので、必ずしも有利とは言えないかもしれません。

私は大雑把な性格ですので、①についてはたいていの会社では導入しているであろうスケジュールソフトのTODOリスト等を利用して漏れを防いでおります。なお、私は期日の少し前にリスト登録し、登録した後はすっきり忘れてしまいます。②については、意識してこなしていくしかありませんが、こなす際には、上記にも記載した通り、適度に手を抜き時間効率を上げることを意識しております。手を抜く基準は、どう転んでも大きな影響がない(自分が後処理できる)と思われることかどうか、になると思います。あと意識していることは「一人で抱えすぎない」ということです。そのために、周りの助けを躊躇なく乞います。ただし、「無理な押し付け」はしないように心がけています。

私は大雑把で面倒くさがりなので、特に②については最初は大変でした。と言うか、今でもとても腰が重いです。しかし、習慣化することにより、なんとか人並みにはできるようにはなっているように感じます。そして、自分がそのように意識してやるようになると、周りの、飛び出た能力はないけど優秀と評判の人はそのあたりのレベルが高い人が多い、ということに気づきました。

これは私の経験や思いなので、これが一般的だと言い切るつもりはありませんが、私は凡人なので、同じように感じる方も多いのではないかと思い記載した次第です。