経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

回らない寿司

家族は私も含めて皆さん出不精なので、晩御飯は基本家で食べます。外食する場合も、歩いて行ける近所にある限られた選択肢の中で選ぶことが多いです。

ところが、先週末はバスで最寄りの駅前まで出かけて「回らない寿司」を食べてきました。一番上の子供が20歳になったこともあり、お酒も飲めるようになったので、奮発しました。家族も普段食べている「回る寿司」とは異なるおいしさを堪能し、満足したようで良かったです。

子供が生まれた時から、子供がお酒を飲めるようになったら「回らない寿司」に行って一緒にお酒を飲むのが夢でした。その夢がこの日、遂に叶ったことになります。感慨深いものがありますよね。

一人目の子供ということもあり、子育ては分からないことだらけでした。致命的なものはなかったのですが、小さいトラブルの割と多い子でした。風呂場のカギを中からかけてしまい業者を呼んで開錠してもらったり、車の扉に手を挟んでしまったり、テレビによじ登って壊してしまったり、学校の友達関係で鬱になりかけたり・・・とにかく心配することが多かったです。その中で、普通に育って普通に進学し、現在は大学生活を謳歌しているようです。特に優秀と言うわけではなく、何か特技があるわけでもありませんが、自分の好きなことがあり、勉強も頑張りながら、バイトをして自分で稼ぎながら自分の好きなことに熱中する、という平凡ではありますが親として安心できる育ち方をしてくれた、という思いでいております。次は就職がありますが、是非自分のやりたいことにつながることを職にしてもらえれば、そして仕事に、自分の人生に熱中してもらえれば、と願っております。

そういうわけで、今回は私にとっては長年の念願が叶った家族との食事となりました。嬉しいような、寂しいような気分です。一番上の子供が巣立つのはいつになるか分かりませんし、このような機会があと何回あるのか分かりませんが、大学を卒業して家を出ていくのであれば残された時間はあまりないと思いますので、その時間を大切に過ごしたいと改めて思います。