経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

予防的に動くことと効率性

先日の会議で指摘されて思ったことを本日は記載したいと思います。

ある会議で自分の考え方の軸及び行動方針を説明する必要があり、そこで私は考え方の軸として「無駄をしない(お金・時間)」と言った一方、行動方針として「(発生対処的にではなく)予防的に動く」ということを言った時に、会議の参加者から「この2つは矛盾するのではないか」と指摘を受けました。「予防的に動く」の説明をした時に、杞憂に終わった場合その動きが生かされないことになる、という説明をしたためです。

言い方としては否定するような言い方ではなく、そのような考え方を基に行動しているところはalagataさんらしい、という割と肯定的な指摘だったので、その場はそのまま終わりましたが、私は矛盾しているという指摘について自分なりによく考えて整理する必要があると感じました。

結論から言うと、私はこの2つは全く矛盾していない、と考えております。なぜなら、そもそも予防的に動くこと自体が、問題発生後に対処的に動くことにより発生する無駄を排除するためだからです。ですので、ここで必要なのは、予防的に動くかどうかを判断するための精度を上げる、ということではないか、と思います。

とは言え、その精度を上げる為には、多くの失敗(無駄)をしなければいけないと言えるかもしれません。しかし、私は少し面白いと感じているのですが、この資料は必要になる、と思い作った資料が、その時はすぐには使用されなかったが、数年後に日の目を見る、ということが時々あることです。ですので、すぐに日の目を見なかったからと言って無駄だと決めつけるのは早計のように感じます。つまり、何が無駄かは分からない、ということです。それに、私としては、一度も使用されなかったとしても、少なくともある課題に対する自分の考え方を整理する、という観点では意味がある、と理解しております。

ということで、自分が考えている方向性と行動は矛盾がないのではないか、という理解を深めることができた、私にとっては非常に有意義な指摘を受けた、と感じる事象となりました。皆さんはどうお感じでしょうか。