経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

会社の若手を見て思う

自分も年を取った、ということでしょうかね。

最近、会社の若手を見て、自分も若い頃はこんな感じだったのかな、と思ったりします。

私の部下で、若くして管理職になった人がいます。どうも社長にも気に入られているようであり、本人自身もそれを意識してか、最年少で更に上位の地位に就く、という野望を持っているようです。仕事の仕方も社長に対しては極めて従順で、その分それ以外の人に対しては荒いところがあり、正直なところ社内に敵が少なくない、と思われます。更には、そのような噂を聞いてもめげず、ブルドーザーのように我が道を突き進んでいるというイメージです。その一方で、自分が目をかけた年下にはとことんお世話をする、という姿勢も見受けられます。人によっては自派閥をつくる下準備のようにも受け取れます。

別の部下は、私に対しておとなしくて従順ですが、上に行けるチャンスがあるとすれば面倒くさい会合にも参加する、という姿勢をあらわにします。また、お金に関してはかなり細かく、私があげた株主優待を有効に使ったようです。

これらの部下を見ていると、地位や待遇の向上、貯蓄や得になることへの執着が垣間見え、若くてギラギラしているなあ、と思わずにはいられません。以前にも記載した通り、私も昔はそうだったという自覚がありますが、今は全くそのような気が起きません。ま、早期退職を決心しているので、当たり前と言えば当たり前なのですが。

しんどいことばかりだったので、どの時点であろうと、もう一度若い時に戻りたいとは全く思いませんが、彼らを見ていると、若いということは勢いや強い思いがあってよろしいなあ、とつい思ったりしてしまい、何とも言えない気持ちになってしまいます。