経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

2025年の投資に関する目標

昨日記載した通り、本日は今年の投資に関する目標について記載したいと思います。

昨年は、投資に関する目標も以下の通り立てておりました。

①新NISAの活用(成長投資枠の活用)

②株主提案への準備

①については、ほぼ全ての枠を使用することにより、約20万円/年の配当金を確保できました。また、2つの銘柄共に含み益の状態で年末を迎えております。一方②については、ターゲット企業の株価が想定外に上昇した為、全く達成できませんでした。原資として考えていた前の会社の株価も下落しており、売却することができておりません。

以上を踏まえ、本年度の目標は以下の通りにしたいと思います。

①前の会社の保有株式数を半分以下にする

②株主提案への準備

前の会社の株式は現在私のポートフォリオで3番目に大きな時価を持っており、1銘柄で1,000万円を超えております。しかし、配当利回りは2024年12月末時点で3%/年を少し上回る程度であり、資産全体の利回りを悪化させる要因ともなっております。株価も一時期はかなり高かったのですが、現在は市場状況に逆行して低迷しております。

私としては、退職前に配当方針DOEを仕込みましたし、まだ公表されていない株価上昇のネタを知っているので退職後1年以上経った今でも持ち続けているわけですが、これ以上持っていても他の有望銘柄への投資機会を逃すだけだと考えますので、少なくとも半分、できれば全てを売却したいと考えております。幸い、株価が低迷しているということは景気悪化による市場環境悪化への耐性は高いとも考えられますので、今より下がったとしても、他の銘柄より相対的に下落幅が少なれば躊躇なく売却しようと考えております。

そして、①で得た資金及び今年の配当資金を活用して、今年こそは株主提案の準備を進めたいと考えております。現時点ではターゲットとなる手頃な会社は見出しておりませんが、500円/株前後(つまり1,500万円前後で株主提案できる)の銘柄が狙い目になると思います,。私は今年は株価が下がると見ておりますので、チャンスが来れば温存している預金も出動しても良いと考えております。なお、ただやみくもに株主提案をしたいわけではなく、経営に緊張感を与えたい為なので、現状に安住していそうな会社を探しております。

また、今年はアクティビスト銘柄を購入しようと企んでおります。現時点では配当利回りは低い銘柄ですが、ここ1年で某アクティビストが急速に買い増ししており、最新の大量保有報告では創業家を超え10%に迫る保有状況です。このアクティビストは株式の大量保有を武器に経営陣にMBO(Management Buy Out=経営者による会社買収)を迫る会社で、ここ数年で数社のMBO実績もあります。アクティビストはその買収価格を引き上げることで、流動性の低い会社の株全てを一気に高値で売り抜け儲けるという戦略です。ですので、今年6月の株主総会に向けて何らかの動きがあるとにらんでおります。

今年は年間を通して労働収入がある予定なので、私にとって投資に資金投入できる余力の高い人生最後の年になる可能性が高いです。ですので、今年にできる挑戦は思い切ってしてみたいと考えている次第です。