本日は月末なので、6月末の金融資産状況はどうだったか振り返ります。今月は四半期末なので、3月末との比較をしてみます。
まずは市場概況から。
3月末 6月末 増減(率)
日経平均 40,369.44 39,583.08 △786.36(△1.9%)
TOPIX 2,768.62 2,809.63 +41.01(+1.5%)
米ドル 151.30 160.64 +9.34(+6.2%)
豪ドル 98.65 106.72 +8.07(+8.2%)
NZドル 90.63 97.64 +7.01(+7.7%)
※外貨は1各通貨の円換算金額、私の証券口座の評価レートを使用
次に、私達の資産状況ですが、資産の大半を投入している日本株は、日経平均は下落しましたが、TOPIXは上昇しました。また、為替は総じて円安が進みましたが、特に私が集中投資しているオセアニア通貨(豪ドル、NZドル)の円安のほうがより進んだという印象です。インフレ懸念がなかなか沈静化しない状況が続いています。
一方、私の資産はどうだったかと言うと、以下の通りでした。
株式 +4.4%
外貨 +8.1%
預金 +2.6% ⇒ 全体 +4.7%
株式の増加は、預金からの投入があるので、値上がり以外の増加要因が含まれておりますが、それでも市場より良いパフォーマンスであったと言えるでしょう。外貨につきましては、利息受取という増加要因も多少含まれておりますが、基本は円安が評価額増加に直結しておりますので、投資の中心である豪ドルの円安にほぼ一致した動きとなりました。預金につきましては、6月の配当と労働収入があるので、5月の資金需要(税金、学費、子供の年金)をこなし、増加となりました。ということで、全体としては、金融資産全体に占める割合が圧倒的に大きい株式にほぼ一致する率で増加し、私としては過去最高の金融資産残高を毎月更新している状況です。想定していた今年度の年間増加額を3か月で既にほぼ達成している状況であり、少し怖いと感じております。
また、利回りについては、3月末と比べてほぼ同じ水準でした。金融資産全体に対する税後利回りが3%を切っており、効率的な資金運用ができているとは言い難い状況ではありますが、その一方で、預金比率が金融資産全体の10%を切っている状態が続いております。ということで、無理なく着実に収入フローを増大させている、と評価しております。
今後については、基本前月の見立てと変わっておりません。今はもう少し預金を積み上げるべきと感じており、更なる投資への資金投入はしない予定です。労働収入の増加に加え予期せぬ収入もあり、現在の状況としては悪くありませんが、8月にハワイ旅行に行く予定であり相当の金額流出があるでしょうから、それに備えるという意味も含めてになります。しかし、お金がいくら増えても経済的な不安はなくなりませんね(私が貧乏性なだけなのでしょうか)。