昨日は4月末日だったので、4月末の金融資産状況はどうだったか振り返ります。
まずは市場概況から。私が資産の約3/4を投入している日本株は以下のとおりでした。
3月末 4月末 増減(率)
日経平均 40,369.44 38,405.66 △1,963.78(△4.9%)
TOPIX 2,768.62 2,743.17 △25.45(△0.9%)
TOPIXより日経平均のほうが大きく下げた感じです。とは言え、両方下がっております。一方、為替は円安傾向の中、4/29に大きく動きました。円安が加速し、おそらく政府が為替介入に踏み切ったようです。が、為替介入ではこの動きは止まらないでしょう。
で、私の金融資産ですが、若干の増加となりました。日本株は、4月は割と乱高下し、1日で数百万円の評価額増減が当たり前になっておりましたが、結果としては総じて堅調でした。金融資産の1割強を占める外国債券については、利回りの上昇が債券単価の下落を招きましたが、それを上回る円安進行及び利息収入により、全ての通貨で若干の増加となりました。現預金については、4月は大きな支払いもなく、労働収入により増加となりました(配当はなし)。
利回りですが、円安による外国債券の円ベースでの収入増及び一部の会社が今年度の増配を発表した(と言っても前の会社で、私がDOEを導入したので、増加するのは分かっていたのですが)ことにより、これまた若干の増加、税後ベースで平均年収レベルをキープしています。が、目下の悩みは全体的な利回りの低さです。株価上昇により資産価値(分母)がかなり増えたので、配当(分子)も増えてはいるのですが、利回りとしては悪化傾向です。また、金融資産の1割近い現預金を確保しておりますが、こちらが利回り0.1%/年とかなり低いので(現状においては普通預金では高い利回りとは思いますが)、どうすべきか考えております。とは言え、無理にリスクを取って利回りを高くする必要もあまり感じないので、もう少し様子見かな、株価が下がってきたらまた考えようという状態です。
さて、次月ですが、5月は多くの支払いが発生します。大学等の学費、固定資産税等の税金に加え、子供の国民年金も発生します。年金は2年前納をしようと思いますので、総額ではかなりの支出となるでしょう。ただ、これを乗り越えれば1年で一番収入が多くなる6月が待っております。金融資産減少は避けられないでしょうが、何とか乗り切って、良い形で6月を迎えられれば、と思っております。