先週の日本の株価は、日経平均が史上最高値を更新しました。私が重要視しているＴＯＰＩＸも好調だったと思います。結果、私の保有株も毎日資産額が増加しております。
しかし、私はインカムゲイン狙いなので、株価が上がってもそれほど嬉しくはありません。どうせ売らないから。いよいよ今週は配当入金のタイミング、かつ３月決算会社権利確定の週になります。さあどうしようか、と思っております。
受け取れる配当額自体はそれほど多くない（多分100万円いかないぐらい）のですが、総金融資産の10％弱を現預金として確保しているので、それなりの額を株式市場に投入できる状態です。しかし、今のところ、少なくとも権利付き最終日（３月27日）までに追加投入することは考えておりません。買い場が来たなら、権利落ち日（３月28日）に買っても良いかも、というぐらいの気持ちでおります。
昨今のインフレ、及び株価の急激な上昇で、株への投資をしていない方や投資額が少ない方は、人によっては焦りを感じているかもしれませんが、私は、焦りを感じる必要はないと考えております。確かに、現在の日本の状況を見ると日本の株価の上昇余地はまだまだあると見ておりますが、それは比較的長いスパンでの話であり、目前は過熱感や金融政策の不透明感等があり、このまま一本調子で上がるとも考えておりません。過去の状況から見ても、株価は必ず下がる局面があり、また、特にその初期に下げがきつくなる傾向にあると見ておりますので、そこまではじっくり待ち、下げた局面、皆が逃げる局面に自分は逃げずに買い向かうことが重要だと思って今は息をひそめている感じです。
とは言え、株価の上昇に伴い資産配分バランスが歪んできており、日本株の比率が８割になる状態はあまり健全とは言えないようにも思います。そういう意味もあり、私の場合日本株のこれ以上の積極購入はできない、と考えております。なら外貨を買えるか、というと、金融政策を転換したにもかかわらず円安が進んでおり、とても買える状況ではないです。いずれにしても、現在は日本円預金を積み増すのが、私の場合はベターなような気がします。もう大きな勝負に出る必要もないですし。それに働き続けることになりましたし・・・
とまあ自分のことばかり書きましたが、私の見方は、勝負をかけいた人でなければ現時点は様子見でＯＫと思っております。
