経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

楽をしたいわけではない

先週末に実家へ行ってきましたが、母親と口論をして即日で家に帰ってきてしまいました。まあ、喧嘩するほど元気ですし、目的はほぼ全て果たせたので、それはそれで良かったと感じています。

口論の原因となったこと自体は正直つまらないことなのですが、私が気に入らないのは、自分は相応の努力をせずに、子供とは言え他の人によりかかって物事を達成しようという母の姿勢です(しかも、本人はそれを自覚していない)。私の感覚では、このような人に限って基本自責ではなく他責で物事の結果を判断する傾向にあるように感じています。

思えば、昔の私も同じような考え方だったと思います。お金を貯めて、早く仕事を辞めて楽な生活を送れる身分になりたい、とばかり考えていました。大学にはもう一度行きたい、とは何となく思っていましたが、それより楽したい、というのが先にあったような気がします。そのために無茶な投資をし、失敗し、自分は運がないと思ったり、誰かを恨んだりしていたような気がします。

しかし今は、早期退職をしたいとは思っていますが、そのままのんびり楽な生活をしたいとは全く思っていません。自分のしたいことに熱中できれば、と思っていますし、そのために苦労する部分があるとしても、前向きなのであれば全く問題なく取り組める、と思っています。その結果としてお金を稼ぐことにつながれば、生活の安定にも資するから良いかもしれませんが、一方でお金をもらうことはある種の責任を負うことになり、本当に自分のしたいことをできなくなる可能性が高くなるので、お金を稼ぐことからは距離を置くつもりです。

飽きっぽい性格だと自己分析しておりますので、やりたいと思ったことを長く続けられるかどうかに関しては不安がありますが、それでも、その時はまた別のやりたいことを見つけられれば良いかな、と考えております。まずは、「会社から与えられる」という現状のマインドからの完全脱却が必要ですね。

最近ようやく50歳からが人生の黄金期だと考えられるようになってきました。これからの25年程度を、自分のすることに夢中で過ごすことができればいいな、と考えております。