経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

スピード

私は、仕事をする上で大事にしていることがあります。それが、本日の表題である「スピード」です。本日は、何故私がスピードを重視するかについて述べたいと思います。

私は事務屋なので、他部門に依頼する事のほうが依頼されるより多いと考えております。なので、依頼されたときの対応を重視しています。

依頼する側は、通常希望納期を設定してきますが、本当はそれよりも早く回答がほしい場合が殆どだと感じています。例えば、納期を1週間後と設定されたとしましょう。もし、あなたが依頼した側で、希望納期より大幅に早い、依頼した次の日に回答が来た場合はどう感じるでしょう。普通は嬉しく思うでしょう。今度は逆に、こちらが依頼する立場になった場合、あなたはどう考えてくれるでしょう?

私は、「以前素早い対応をしてくれたから、今度は自分がちゃんと対応してあげよう」と考えることが多いのでは、と感じます。情けは人の為ならず、です。そうやって、信頼関係を築いていけるものだと私は考えています。勿論、速いけど内容や正確性が問題、というのでは、逆に信頼を失いかねません。スピードと内容・正確性を両立させることが大事であり、それを如何に多くの人に対して実行していくかが、その人の信頼性を高めるのに非常に重要になってきます。

では、信頼を得られるとどうなるか、というと、もし困り事が発生したとき、「あいつなら頼りになるから相談しよう」となるわけです。ここでそれを面倒くさがってはいけません。相談に真摯に対応することにより、相談者が増え、結果、色々な情報が自分に集まるようになります。これにより、仕事を進めるうえでどうすればよいかという選択肢が増えます。そうやって好循環を作り出すことができると考えています。

断っておきますが、依頼全てを自分一人で受けろ、と言っているわけではありません。時には周りの助けを得ながら効率よく対応していくことが重要だと考えます。つまり、全体感を持って事に当たる、ということです。

立場が上になればなるほど関係先が多くなり、使える部下も多くなります。使えるものをどううまく使って、自部署のことだけでなく、組織全体のパフォーマンスを最大化するか、ということが大切だと考えます。

故に、私はスピードを極めて重要視しており、現在の実感として、この考え方は違っていなかった、と感じています。皆さんは仕事をする上で何を大事にされていますでしょうか?