マンションですが、住まいを購入して10年以上になります。若いころは異動や転勤で住む場所が定まりませんでしたが、子供が生まれ、（子供の人間関係が構築され始める）幼稚園等に行くようになると、単身赴任はしたくないので、定住できる会社は、定住するならどの場所か、というのを考えて、会社を選び、場所を選び、さんざん悩んだ末現在のマンションを購入しました。都会と田舎のちょうどよい場所で、現在は満足しておりますが、歳をとるともう少し便利な場所が良いと思うかもしれません。その一方で、一番下の子供の義務教育が終わり、現在の場所に住む必要がなくなるまではまだしばらくありますので、引っ越すとしても先のことでしょう。
住まいの話になると、一戸建て派とマンション派に分かれてどちらが良いか、という議論がネットなどでもよくされますが、私の実家は一戸建てであり、両方経験した身から言うと、マンションのほうが快適と考えます。
マンションの良いところを挙げますと、①冬暖かい、②家の外側の面倒（ゴミ当番等も含む）を見る必要がない（管理費がかかりますが）、③場所の割に安く購入できる、といったところでしょうか。一方、マンションのデメリットを挙げますと、④プライベートが少ない（音が響きやすい、ベランダが見えやすい、避難はしごがあるので上の階から入られる恐れ等）、⑤出口までが遠い（エレベーターがすぐ来ない）、⑥管理組合の理事になると面倒が多いマンションもある、といったところでしょうか。幸い私のマンションは上記の問題はあまりないため、メリットだけを享受している状況です。賃貸の場合は、上記が気に入らなければ引っ越せばよいですが、購入するとそう簡単にはいきませんからね・・・そういう意味では、転勤を繰り返し、住居を10回ほど替えた経験が、マンション選びに生かされた部分もあるのかもしれません。
上記以外に、私は⑦適度に狭い、というのをメリットとして挙げたいと思いますが、そう考える理由はまた別の記事にて書きたいと思います。
