経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

いよいよ決算発表ウィーク

4連休も本日で終わり、明日から7月まではしばらく祝日もなく、世間も通常モードになります。それと共に、日本株に重点投資している私達にとっては1年で最も重要な週に突入します。なぜなら、明日からの約1週間(5月7日~15日)は3月期決算会社にとっての年度決算発表が集中する週だからです。私達の保有株も、29銘柄中24銘柄がこの期間に決算発表を行う予定になっております(12月期決算会社の第1四半期決算を含む)。

なぜ最も重要かと言いますと、年度決算会社の決算短信には来期の業績予想に加え配当予想も公表されるからです。インカムゲインを重要視して投資している私達にとって、現状配当収入は不労所得の約90%に迫る割合となっており、端的に言えば、この約1週間の配当予想発表内容により、向こう1年の不労所得額がほぼ確定するからです。

ご存知の通り、配当金は年度によって額が変動するので、利息のように前年度の実績並みであることが保証されるものではありません。特に配当性向を配当方針としている会社は、その期の利益により配当額が大幅に増減する可能性があります。しかし、最近は東証の市場改革のプレッシャーにより、会社側も配当方針をより明確にしたり、各会社の配当可能利益や資金状況に合わせた配当を行う等の対応をせざるを得なくなったおかげで、変動幅をある程度見通せるようになってきております。私は累進配当(前年度と同額か増額する)もしくはDOEを配当方針としている会社をできるだけ選ぶようにしておりますので、全体としてみれば配当収入が大きく減少する可能性は少なく、業績が安定していれば(配当以下の利益にならなければ)寧ろ年を追うごとに増加していくはずです。なお、これには株価は基本的に関係ありません。ですので、私は株価の上がり下がりにはあまり興味がありません。

現状においては不労所得で基礎生活費+学費の一部を賄える水準になっており、上2人が大学を卒業する頃には恐らく不労所得のほうが支出を上回る状況になると思われるので、ここが踏ん張りどころとなっています。今年度一年でどこまで現預金を積み上げて今後収入不足分が出ても安心して過ごせるようにするか、つまり、株を売却して(将来の不労所得を犠牲にして)支出の補填に使う、ということをせずに済むか、が来年度以降、ひいては今後の人生計画を左右することになると考えています。

いずれにせよ、来年3月末を(色んな意味で)晴れ晴れとした気分で迎えられるように、これから約11か月、仕事もプライベート(早期退職準備)も、いつも以上に気を引き締めて取り組んでいきたい、と決意したゴールデンウィーク最終日です。