経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

年金受給に関する私の目標

この記事を書いているのは日曜日、ゆっくりとした時間を過ごしました。金曜日はお付き合いの飲み会で帰宅は日が変わる頃、土曜日は前日からの体力回復に使用し、日曜日はようやく家族との時間を過ごしながら、一人の時間は動画を見て過ごしました。

今回見たのは、60代半ばと思われるyoutuberの方の老後生活や年を取ることに対する考え方等を色々発信されている動画を数多く時間をかけて見ました。先日にも記載した通り、自分のリタイア後の生活の具体的なイメージをつかみたく、実際にリタイア生活をされている方の生活を見ながら、自分の考え方をまとめる方向に弾みをつけたかったからです。

その方は60歳定年前後で奥様を亡くされ、企業年金も破綻で無くなり、金銭的には裕福とはいえない状況に追い込まれたが、自営やyoutubeで稼ぎながら楽しく老後を過ごされているように感じました。私が共感したのは、老後に向けて人間関係を整理した、という部分です。最も、私の場合は根暗な性格もあり、既に自然と整理されている状態になっておりますし、大変家族を大切にされていたようですので、その部分も私の考え方はあながち間違っていなかったのかなと考えております。一方、国の制度としての年金については、上に記載した様々なことで「被害」を受けられたようなので、あまり良い感情を持っておられないように感じましたが、ここは私と考え方が少し異なるように思います。

私は日本の年金制度というのは素晴らしいと考えております。多くの人を浅く、しかし広くカバーしサポートする制度になっているのではないかと思います。収入の多い人にとっては給付額の上限があまり高くないようであり不満を持つ方もいるでしょうが、そもそも年金制度は「納付した分を取り返す」制度ではないので、納付額が多い人が納付額に比例して給付を多くもらう必要はないと考えております。

そのうえで、私の目標は「一生年金を受け取らず終わりを迎える」ことです。これが、私を育んでくれた日本という国に対してできる「最後の恩返し」だと考えております。私は日本という国が大好きです。海外に居住したことがあるからかもしれませんが、日本は何と良い国だろう、と考えております。どうにもならなかった場合は年金を受給するしかないでしょうが、現状においては贅沢しなければ何とかなりそうな状況ですので、それを実現できるよう頑張りたいと思います。ちなみに嫁さんにもこの考えを話したことはありますが、「ふ~ん、変なこと考えるね」といった感じでした。良くも悪くもお金に執着しない人です。

先日、漫画家の鳥山明さんが亡くなられたことが職場で話題になったときに、一人の同僚が「68歳だったら殆ど年金貰えなかったんやろうなあ」と言っていたのを思い出して記載しました。日本を良い国と考えるようになった経緯も記載できる機会があれば、と思います。