経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

経理マンとバルミューダ

つい最近バルミューダのトースターを買いました。

バルミューダとは、知っている方も多いと思いますが、トースターなどで有名な日本の電気機器メーカー(因みに上場会社)です。トースターでいえば、パナソニックやタイガー、象印等日本の有名メーカーに加え、アラジンなどの海外メーカーの製品もあります。安いものでは数千円でありますが、今回は思い切って「ええもの」を買いました。

確かにおいしいですね。水を少し入れるのですが、その効果でパンがふっくらしているように感じます。これは買ってよかった、と思います。

経理マンはケチなので、基本安いものばかりを買ってきました。ただ、最近はケチってばかりではなく、もう少し人生を楽しまなければいけないと思い、電化製品を中心に、長く使うものは良いものを、と思って比較的高いものを買ってきました。

高いものを買い続けて思ったことは、個人の価値観にもよると思いますが、高ければよいというものではないということです。ええのを買ったがそれほどでも、と最も思ったのは電子炊飯器です。数年前、結婚して以来20年程使っていた炊飯器が壊れました。結婚時に買いそろえた電化製品の一つで、「お米は固めが好き」という我々の要望に沿って店員さんが薦めてくれた安い炊飯器でしたが、海外赴任時にも連れていき、電化製品の中では一番長持ちした、家族のような存在でした。それがついに壊れたので、それに代わる良いものを買おうと思っていろいろ探した結果、石窯とかふっくらおいしいとか書かれていて、電気屋さんにも薦められたので比較的高いIH炊飯器を買いました。まあ普通においしかったけど、固め好きの我々としては、買ってよかったと思えるほどではありませんでした。そのうち、石窯があっけなく壊れてしまいました。しかも、落として壊れたとかではなく、持ち上げたら突然割れたという状況です。で、代わりの石窯を買おうと探してみたら、石窯だけで2万円・・・それなら、割れにくいアルミ窯の炊飯器を買えばええやん、という結論になり、最初のものとほとんど変わらない、1万円もしないマイコン炊飯器を買いました。結果、全然問題ありません。結局早焚きモードしか使いません。

他にも、水蒸気機能の付いているオーブンレンジも買いましたが、結局水蒸気機能なんて使わず・・・機能を活用せず、味の違いも判らない我々では、高い(≒多機能の)ものを買っても仕方がない、ということを気づかされました。

高いものを買うときには、自分が求める機能をしっかり把握したうえで、値段や多機能等の謳い文句に惑わされることなく選ぶべきだということを今更ながら学んだ昨今でした。