経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

経理マンのデザート

我が家ではほぼ毎日デザートを食べております。なぜなら、私が毎日のようにデザートを買って帰るからです。

あれだけ自分はケチだと書いていながら、そんな「贅沢」しているんだ、と思われるかもしれませんが、決して贅沢はしていないと考えております。

もともとはそのような習慣はありませんでしたが、以前所属していた会社の通勤で、主に健康の為に家と最寄り駅の間の割と長い距離を毎日歩いていたことがあり、特に帰りは何かモチベーションがあったほうが良いと考え、家の近くのスーパーに寄って何かしらを買って帰るようになったのがきっかけです。

帰る時間はだいたい夜の7時から8時頃、生ものを割引販売していることが多く、安い場合は普段の半額で買えることも。うちは家族5人ですが、全員分を買っても400円程度ということもざらです。昔は果物もよく買っていたのですが、最近は果物が高いように思え、ケーキなどのお菓子がメインとなっております。毎日買ったとしても1か月約8,000円(400円✕20日)、それほど贅沢とは言えないと考えます。家族も喜んでくれています。ただ、買って帰れない日は「何もないの?」と言われるようになりましたが・・・。ちなみに、一番下の子は、私が帰ってくると、私を出迎えに来たと思いきや、私の置いたカバンをリビングに持っていき、中にどんなデザートがあるかあさる癖がついてしまいました。

そして、これが自分にとって一番重要かもしれませんが、毎日買い物をするようになり、一日の終わりの良い気分転換・発散になっていると感じています。如何においしそうなものをできるだけ安く買うか、見たことのないデザートを発掘するか、毎日楽しみになっています。おいしそうで見たことのないデザートを格安で購入できた時などは、家族の「何これ、おいしそう」と喜ぶ顔を想像し、仕事の疲れも忘れ、気分良く帰れます(たまに家族のツボを外してしまい、誰も食べてくれず全て自分で食べる羽目になることもありますが・・・)。お金を使うことはケチな私にとってストレスになりがちですが、安く買えることは逆にストレス発散になります。今となっては帰宅時にスーパーに寄るのが毎日の日課です。

ただ、スーパーの店員さんには、「このオッサン、毎日値引きシールが貼ってあるものばっかり買いに来て、よっぽど生活に困ってのかな」とか思われてるかもしれません。ま、それはそれで、お金持ちと思われるよりよっぽどいいですけどね。実は、仕事を辞めるとこのような楽しみもなくなってしまうのかと残念に感じるのも、仕事を辞めることを躊躇してしまう理由の一つだったりします。