以前の記事で、訂正開示や開示漏れのお話をしましたが、今回はこれらについて、それぞれ1つづつやらかした話をしてみたいと思います。
まず、訂正開示についてですが、通常ではありえないミスをしてしまいました。間違った個所は、決算短信の所謂添付資料(表紙2ページより後にある部分)の右肩に表示する「●●年3月期第〇四半期決算短信」の部分です。例えば、本来は「2024年3月期第3四半期決算短信」と表示しなければいけない部分を「2023年3月期第3四半期決算短信」と表示してしまった、ということです。
開示資料は通常社内での承認を経て提出しますので、提出資料とは若干異なるように作っている場合があります。私がやらかした時の会社では、開示委員会という委員会を経て開示することになっており、その資料には本来「●●年3月期第〇四半期決算短信」との表示があるべき右肩には「開示委員会資料」と表示されておりましたが、チェック者である私はそれをあまり意識しておらず、承認をもらったことを担当者に告げて開示手続きを行い、「開示委員会資料」の表示が消えているか等ざっとチェックしたうえで開示して、ほっとしたところ、ある経理担当が「決算期の年、間違ってますよ・・・」と。え、なんで、開示資料のとおり提出しているのに、と思っていると、開示担当が「開示委員会と書かれている部分を、承認後「2023年3月期第3四半期決算短信」と記載してしまった」とのこと。なんでそんなことすんの?「開示委員会資料」の表示消すだけじゃないの?と言うと、システムが変わり「開示委員会資料」と表示する場所がそこしかなかったから承認貰うまでは「開示委員会資料」と表示し、承認貰ってから「●●年3月期第〇四半期決算短信」と変更する運用にした、とのたまいました。そんなん知らんかった・・・勝手に運用変えるなよ・・・それだったら承認貰った資料と異なる資料提出することになるやん・・・
ということで、本文や数値には全く関係ない、添付資料の右肩の年が間違っていました、という訂正開示を、開示委員会の承認をもらって開示する、という羽目になりました。本文や数値が間違っているほうが重大ではあるのですが、何とも情けなくてもがき苦しんだ1日でした。まあ、今となっては良い思い出ですがね。
と書いているうちに割と字数を使ってしまったので、開示漏れについては別の回にします。