経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

経理マンのこだわり3(マイナス表記、全角と半角)

今回は、マイナス表記及び全角と半角についてのこだわりを記載したいと思います。

まず、マイナス表記についてですが、皆さんは資料作成で表計算ソフトであるエクセルを使うことはよくあるでしょう。数値の表記についてはそのままにすると「1234」といった表記になりカンマが入りませんが、金額等の桁を分かりやすくするため、上のリボンー数値にある「'」を押すと、「1,234」という表示になります。数値がマイナスの場合は、「1234」が「-1,234」になります。通常の資料だと、ボタン一つで表示が変えられる上記の方法にて資料を作る方が多いと思います。

一方、決算短信等の開示資料においてマイナス表記は、例えば上の例だと「△1,234」という表記(-ではなく△を頭につける)ことになります。この表記の良いところは、白黒印刷すると「-1,234」も正の数地と同じ黒色になり、「-」だけだと見分けがつきにくくなりますが、「△」だと見た目がはっきりするため、印刷してもわかりやすい、という特徴があると考えます。これに慣れると、開示資料以外でもマイナス表記は△をつけないと気が済まなくなります。なお、表記自体の設定は、リボンから表示形式で簡単に設定は可能です(但し、これだとゼロの時の表示が「ー」になりませんが・・・)。少々面倒くさいのは、これをパーセント表示にセットする場合です。私はいちいちユーザー定義で「0"%";"△ "0"%"」と設定しておりますが、もっと良い方法をご存じの方は教えてください。

数字の全角と半角については、月の数字部分の表示についてです。つまり、1~9月の表記は全角、10~12月は半角にする、という具合です。つまり、1~12月を縦に並べた時にも横幅がずれない位置にする効果があると思いますが、こちらも開示資料には通常のことです(2024年月期、といったような場合)。これに合わせるような形で開示資料の右肩に表示する年月日も「2024年12日」といった感じで全角と半角を使い分けることになります。問題は、他の部署はその使い分けをそれほど意識していない一方、開示資料を作成することがあるため、場合によっては「2024年日」「2024年38日」という表記の資料を同時に開示することになる、ということです。開示担当になると、このような些細な違いも気になるようになってしまいます。ちなみに、金額の場合は、一桁でも半角です。(公開後追記)文章の中の金額は一桁は全角です。

いずれも、他の部署の人や、場合によっては経理の人であっても開示担当ではない人は気にしない、特に影響があるとは思えないことでしょうが、ついこだわってしまうこととして挙げました(開示担当をされた皆さん、この気持ち分かっていただけますよね?)。