今年に入って日本の株価は継続的に上昇しておりますね。特に日経平均の上昇が急激で、少し異様な感じがします。私の保有株式は以前にも記載しました通り、TOPIXのほうに連動する傾向にあるので、上昇はしましたが、それほどは、という感じです。まあ、配当狙いである私のような投資スタイルの人には株価上昇なんて殆ど意味がないですが。
とは言え、年始から一部の株式を売却しております(なお、普段は、動向はウオッチしていますが売買はほぼ行っていません)。売却理由は、購入当初の期待とは異なる状況となった(一部は後ほど詳述します)、業績が良くないためリスクを減らす、といったところです。この結果、配当収入が10万円/年前後減少したことにより、収入を増やす検討をする必要が出てきております。
今年からは新NISAが始まるため、これを上手く使用しない手はありません。これ及び、以前私が記載した「投資家としての野望」についても徐々に動き出したいと思っているので、この辺については、また別途記載したいと思います。
ところで、売却した銘柄の中に、北陸地方を地盤とする商社がありました。購入した当初は、いずれその商社の株式を一定数保有し株主提案を行いたい(投資家としての野望)と考えて買い始めましたが、少し購入したすぐ後にプライムからスタンダードへの市場区分変更を発表したので、どうしたものか、と考えあぐねていました。そして、年末年始の期間に検討した結果、ターゲットを他の銘柄に切り替えよう決めて、年始すぐに値段を指定して(指値で)売却を入力したところ、それよりも高い値段で売却されていました。いつもは値動きがあまりない会社なので、どうしたことか、と調べてみると、どうも年始に発生した能登半島地震の復興需要銘柄の一つとして注目され、上昇したようです。この記事を書いている時点でも、株価は更に上昇して2023年末と比べて20%ほど上昇しているようですが、私としては、早くに売却してよかった、と感じています。それどころか、思ったより少し高値で売却したことで「火事場泥棒」的な一端を担ってしまったような、少し嫌な気持ちになっております。まあ、売却益より大きな額を寄付したので、それで心を落ち着かせようとしております。
皆さんはこのようなことがあった場合、どうお感じになるでしょうか。