経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

経理のお仕事(金庫番)

経理と言えば、会社の金庫番。ですが、本当に「金庫番」をしたりするんですよ。

経理には大きな耐火金庫がおいてあるのが普通だと思います。デジタル化の時代とは言っても、重要な紙書類や印章はまだまだありますし、すぐに確認したいことが多い書類は銀行の貸し金庫に預けると不便です。また、キャッシュレス化していたとしても、突然の慶弔事への対応等ある為完全に現金をなくすことは難しく、これらのものを保管するため金庫を置くわけです。

金庫を置くからにはその管理者を指定する必要があります。普通その役割には管理職がなりますよね。ということで、私も以前の会社ではずっと金庫の管理をしていました。これも経理のおしごとの一種ですよね。

金庫を開ける場合、鍵に加えてダイヤルを回す必要があります。ですので、いちいち開け閉めするのも大変なので、通常は始業時間になると席の近くにある金庫を開け、休み時間になると閉め、午後始業すると開け、定時後帰るまでに閉めるということを繰り返していました。

ダイヤルは不思議なもので、慣れると、金庫の前に立っただけで手が勝手に動きます。でも、金庫から離れてダイヤルを思い出そうとすると、これが出てこなかったりするんです(歳のせい?)。

金庫の中には更に持ち運びできる金庫があったりします。現金用であったり、印章用であったり、銀行システムに使用するパスワードカード用であったり・・・さすがに、更にその中に金庫が、ということはなかったですが、こちらもダイヤル式だったりするので、覚えておくのが大変です。まあでも、金庫を開けると、大小の金庫が並んでいるのを見ると、親亀子亀みたいで可愛かったりします(気のせい?)。

因みに、金庫番をやる役得は一切なく、寧ろマイナスが大きかったです。その会社はフレックス制度を導入しておりましたが、定時中は金庫が開けられなく不便があるといけないので、私は基本通常時間勤務でした。事情があるときは、事前に副担当の予定を確認して、渡せる時に鍵を預ける必要があります。これが地味に面倒くさいんですよ。忘れやすいし。すぐに回収しないと今度は自分が開けられないので。

幸い、今は異なる会社におり、金庫番は晴れて卒業しております。でもフレックスのない会社です・・・