経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

大東亜戦争

本日は他のことを記載しようかと思っていましたが、表題に関する記事を見つけ、ちょっと気になったので、変更いたしました。

4/7付朝日新聞デジタルが、陸上自衛隊の公式Xにて、先の戦争のことを、占領軍によって禁止された「大東亜戦争」と表現した、と批判的と取れる文脈で記載しています。

私の意見としては、「何か問題ある?」というものです。文脈としては、日米双方の英霊の御冥福をお祈りする、というものであり、決して戦争を美化するものではないと受け取れます。大東亜戦争という表現自体に先の日本軍国主義を想起させる要素があることは否定しませんが、そこまで目くじらを立てることか、と思ってしまいます。

そもそも、私は先の戦争を「太平洋戦争」と表現すること自体が誤りだと考えています。なぜなら、戦争自体は、特に前半は東及び東南アジアを中心に行われていたからです。この点から言うと、東亜という表現が現代的でない部分を除けば、大東亜戦争のほうが表現としてはより正確だと考えています。

念の為申し上げますが、私は先の戦争が正しかったとは全く思っていません。今回言いたかったことは、他者を毛嫌いするあまり、あまりにも狭量なことをするのはどうか、と感じたということです(新聞というものは特定のイデオロギーや考え方を他者に刷り込むことを目的としているフシもあるように感じるから、ある程度は仕方ないのかもしれませんが)。新聞を読んだりニュース記事を見る場合は、自分の判断軸をしっかり持って見るべきだと改めて感じた次第です。

(4/8夜追記)

陸自が表現を修正したみたいですね。陸自が大人の対応をしたと敬意を表したいと思います。