経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

インサイダー

alagataは前の会社のインサイダーです(多分)。・・・と書くと何のことやらと思われるかもしれません。今回は、インサイダー取引規制について書こうと思います。

インサイダーとは、要するに内部の人間ということです。ある会社の人間は外部の人間に比べて色々な内部情報に接する事になり、中には将来の株価に大きな影響を及ぼしかねない情報もある為、そのような人は一定の条件下でしかその会社の株の取引ができないルールとなっています。たまにこのルールの違反をして処分されているニュースを見かけますよね。

株価に大きな影響≒財務数値関連、ということで、経理マンである私はいつもこの規制に自社株取引を制限されていました。自社株を持つきっかけは、従業員持株会です。会社からの奨励金が拠出額の5〜10%程度出るので、普通に考えればオトクです。買う場合は、持株会を通して毎月決まったタイミングで買うので、インサイダー取引規制は関係ないですが、持株会から株を引き出して市場で直接売却する時はモロに引っかかります。四半期決算をしている経理には殆ど売却チャンスがありません。

というわけで、株を持ったまま退職したのですが、退職しても一定期間はインサイダーに該当すると判断される場合があり、念の為その期間が過ぎるまで売却を控えている、という状態です。なお、将来の株価に影響を及ぼしかねない情報を知っているといえば知っている状態かもしれません。まだ公表はされていないようですが、勿論誰にも言ってませんし、他人に株の購入を勧めてもいませんけど。

因みに、私としては一刻も早く株を売りたいです。だって、配当利回りが悪いんですもの。あ、でも最近は利回りは上昇気味です。(ここ最近は下落気味ではあるものの)すごい勢いで上昇していた市場全体とは逆行して株価は安くなっていますから(じゃあ寧ろ売れへんやん、というツッコミはご容赦を)。なお、持株会については少しお話したいことがなくもないので、また別途お話します。