経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

SDGsと賞与

最近若干下火になっているような気がしますが、皆さんSDGsはご存知ですよねSustainable development goals、つまり「持続可能な成長目標たち」ということになります。町中にもバッジをつけた人をたまに見かけますよね。でも、皆さんは普段これらをどこまで意識されているでしょうか。例えば、17の目標の一つに「気候変動に具体的な対策を」というものがあります。しかし、会社やスポーツジム等で割とライトやエアコンはつけっぱなし、テレビは誰も見ていない、ということをよく見かけます。見つける度に消しに行ったりしてます。

alagataはケチなので、ライトやエアコンは最低限しか使いません。家族にもそれはなるべく徹底させていて、寝るとき以外は極力リビングで過ごすようにして、夏や冬のエアコンを複数稼働しないようにしています。しかし、子供が大きくなるとそれぞれの部屋で過ごすことが多くなり、それに従って電気代もかなり多くなっています。まあ、今は電気代自体が高くなっているという要素も大きいでしょうが。家庭での電気使用量のうち、ライトが占める割合って割と多いようですし。

会社でも、例えば朝早く来てフロアのライトを全部つけてエアコンもつけて働く、ということをする人がいます。本人は真面目に会社に貢献するために一生懸命働いている意識でしょうが、電気コストという面から言うと、あまり褒められた働き方とは言えないでしょう。如何に多くの人がいる時間帯に効率的に仕事を行うかを考えるべきかもしれません。

また、昼休み等長時間離席するときに、パソコンをそのままにしている人も見かけます。これは電気コスト以外の面でも問題と感じています。つまり、他の人にパソコンを触られる恐れがある、ということです。例えば、共有ファイルを開いたまま離席したが、他の人がその間使いたい場合、開いた人のパソコンを触らざるを得ない場合も考えられます。この場合は仕方がない部分がありますが、問題のある操作を知らないうちに他人に行われる恐れもあり、履歴としてはそのパソコンの所有者がしたということになってしまうと思うので、共有ファイルを閉じ、パソコンにはロックをかけて、数分後にスリープになるようにしたほうが、コスト面・セキュリティ面で良いと考えます。

ところで、賞与は、成果配分の要素が大きいので、利益に応じて金額が決まることが多いと思います。つまり、利益が大きければ金額が増え、少なければ金額が減るというのが一般的でしょう。利益を上げるためにどうすればよいか、と言うと、収入を増やすか費用を減らすか、が必要になります。そのうち、費用を減らす行動として上記で述べてきた無駄な電気代を減らす、ということがあると思います。つまり、会社を開ける時間を限定する、離席時はパソコンをスリープにする、等です。それぞれのアクションは大した効果額にならないでしょう。ただし、それを毎日、全ての人が行うことにより、積み重ねればそれなりに効果として見える額になるのではないかと考えております。そうすると、結果として利益が増え、賞与が増えることにつながると考えます。

ということで、SDGsの意識・活動を生活に取り込むことにより、賞与が増えるかも、というお話でした。今まで「どうせ会社の金だ」と見て見ぬふりをされていた方は、より積極的に対応されては如何でしょうか。