経理マンでもFIREしたい

〜とあるアラフィフ経理マンの早期退職を目指す日常〜

2024年の投資目標

今回は以前お話ししました2024年の投資目標について詳述していきたいと思います。内容は大きく分けて以下の2つになります。

①新NISAの活用(成長投資枠の活用)

②株主提案への準備

まず、①新NISAの活用についてですが、これは皆さんもお分かりの通り、従来から制度が大幅に変わりました。主に変わった点は以下になります(株式投資の観点で記載しますので、詳細は割愛します)。

 ①-1.所得税等が非課税となる年間枠が120万円→240万円(成長投資枠)になる

 ①-2.有効期間が5年→永久になる

この2点を最大限活用するために、今年度の労働・配当収入及び、足りない分は低収益もしくは期待と異なる状況の保有株式を売却して240万円を準備し、2回の配当を2024年中に受け取れるタイミングまでに株式購入しようと思います。株式投資は私と嫁さん2人でしておりますので、合計で480万円となります。これをもし5%/年で運用できれば、収入は24万円/年となります。所得税等の合計税率が約20%なので、従来は税後で21.6万円/年だったのが、節税額としてプラス2.4万円/年の24万円/年となります。

そんな大した額ではないな、と思われた方も多いかもしれませんが、この成長投資枠は最大1,200万円/人(240万円/年×5年間)、つまり、我が家の場合だと最大2,400万円なので、これをもし5%/年で運用できれば、税後利益は120万円/年(10万円/月)、節税額は12万円/年(1万円/月)となります。このメリットを、現時点では永久に受け取ることができるのです。ですので、このメリットをできるだけ早く享受することがポイントと考えております。

次に、②について述べていきます。前年9月に対象銘柄を絞っていたのですが、以前にも記載しました通り、一部の銘柄が市場区分を変更したりして、いったん動きを止めておりました。その後、年末年始に最新の状況を検討して、最終的に一つの銘柄に絞りました。収益性は高くないですが、業績や財務状況は安定しており、株価は割安感があり、プライム市場銘柄であり、決算開示資料や資本政策を見ても、正直なところ稚拙さや改善点が目立つ、つまり、ツッコミどころが多いため、この会社の株を、①の枠も使用して購入していこうと思います(エラそうで申し訳ありません)。株主提案に必要な300議決権を取得するためには、成長投資枠だけでは足りませんが、対象銘柄は、今後の値上がり・増配ともに期待できると考えておりますので、成長投資枠にうってつけの投資対象と考えております。ただし、株主提案するには権利確定日前最低半年の継続保有が必要ですので、株主提案できるとしても最速で来年になると思います。それに加え、資金力の問題もありますが、私は今後の投資状況(経済状況)を悲観的に見ております(=今後絶好の買い場が来るタイミングが来ると見ている)ので、来年の実行に拘らず、焦らずじっくり進めていきたいと考えております。

なお、株主提案は連名で行うことも可能なので、もし「同志」がいれば、いずれ共同戦線を張りたいですね。

さて、来週はいよいよ決算発表ラッシュ時期に入りますね。特に12月決算会社は年度決算になります。来週は決算内容に対する所見等も記載できれば、と考えています。